５月は田植えの季節です。私の住んでいる家の前には田んぼが広がっていて日本の原風景をすぐそこに感じることができるんです。
朝早くからトラクターで代かきを行っていたり田植え機を操縦したりと農家の方は大変な苦労なんでしょうけど、私は水の張られた田んぼに映る山々や木々の姿を毎日のんきに楽しく眺めています。

先日、無人の田植え機が苗を植えている姿がニュースで流れていました。スマート農業と題して、ロボットやAI、IoTなどの先端技術を活用して農業の労働力不足を解決する取組です。ずいぶん研究が進んでいるようです。

「下町ロケット」で無人のコンバインが大雨の中、稲刈りをしているのを観て、「雨の中で稲刈りなんてありえん！」と思ったのですが、案外近い将来には可能になるかもしれません。

自動運転で植えた稲はまっすぐなのでしょうね。家の前の田んぼの稲は少々くねくねしていて愛嬌があります。
人が植えようが、無人機が植えようが、田植え後のこの景色を未来につなげたいと思うこの頃です。

（南）